世界標準のPLMに投資して活用すれば、ビジネスを変革することができます。しかし結果を出すためには、あくまでもPLMをきちんと活用することが重要です。デザイナーの多くはAdobe® Illustratorを愛用していますが、Illustratorで作ったデザイン画を、PLMで使えるようなフォーマットに変換してもらう作業をデザイナーに依頼するのは、難しいものです。
そこでCentricは、Adobe® IllustratorとCentric 8 PLMをシームレスに結んで連携するプラグインを開発しました。Adobe IllustratorとPLMの橋渡しをするこのプラグインを使えば、デザイナーがAdobe Illustratorで作成したデータを、PLMに送信してBOMを作成することができるので、デザイナーがデータを入力させられている気分になることもありません。
Adobe® Connectとは
Adobe® Connect を使って、デザイナーがIllustratorで作成したデータをすぐにCentric PLMで共有することで、よりスピーディな商品化を実現することができます。デザイナーは使い慣れたIllustratorを使ってデザイン画を作成し、そのままPLMにログインして、変更を保存することができます。リアルタイムでデザイン・色・素材などのライブラリーにアクセスすることもでき、サプライチェーンの情報やコスト、データ履歴も確認できます。
また、Adobe® Connectを活用すれば、デザイナーが共有したデザイン画や画像をレポートや販売計画で利用することができ、部門間の連携や協業も促進できます。デザインに変更が入ったら、その変更はPLM全体に即座に反映されます。さらに、プラグインが自動で、サイズの異なる5種類のファイルを作成するので、その中から適切なものを選んで使うことができます。
ビジネス面では、ファイルを保存して、変更をやり取りし、Excelに何度もデータを入力して、ファイルをエクスポートするといった手作業を、大幅に削減することができます。そして、商品のアイデア作りから生産、販売まで、商品のライフサイクルを短縮し、利益率を向上して、クリエイティブなデータや技術データ、生産関連の詳細など各種データを一ヶ所に集約して管理することができます。
BOMの作成も簡単に
作成したデザインの素材や数量のデータを、苦労しながらExcelに入力することなく、簡単にBOMを作成する方法はあるのでしょうか?
Adobe® Connectを使えば、デザイナーがIllustratorで、素材や色などを選ぶ自然な流れにそって、BOMを作成できます。
デザイナーがCentric PLMのライブラリから使いたい素材を選択すれば、BOMで配置と数量を設定することができます。BOMを一から作成することもできますし、テンプレートを使ってIllustratorで編集してから、PLMに送信することも可能です。既存のBOMを簡単に編集して、一部を削除したり、素材を追加することもできます。
デザイナーは慣れ親しんだ作業をしながら、自然とBOMの作成に進むことができるので、作業時間やミスを削減して、商品開発部門とよりスムーズに連携することもできます。
使いやすさを重視していてるCentricは、直感的に操作できるインターフェースで、システム間を行ったり来たりすることなく、自然な流れで作業ができるように配慮しています。Adobe® Connectは、デザイナーがクリエイティブな環境でいつも通りに作業しながら、PLMと自然に連携できる環境を整えます。
Adobe® Connectについて詳しく知りたい場合は、個別のデモをお申込みいただくか、ウェビナーAdobe® & The BOMをご覧ください。