by Centric Software 開発部門ディレクター Dan Asch
どのメーカーのデニムを仕入れますか?量はどのくらい?落ち着いて計算してみましょう。2度以上の購入実績があるサプライヤはどこでなのでしょうか?
素材の詳細の履歴を管理するために、大量のメールや書類など様々な情報を検索しても、探していた情報は、同僚の頭の中にしかない可能性もあります。
Centric PLMの材料管理モジュールを使って、素材に関するすべての情報を集約して精度の高いデータを管理することで、状況を見える化して、素材を正しく管理することができます。材料担当のマネージャーや調達部門、デザイナー、プランナー、品質管理部門など様々な部門が同じデータを参照することで、精度と生産性を大幅に向上して、リスクを最小化することが可能です。
ここから日々の業務を大きく変革する材料管理モジュールの8つのポイントをご紹介します。
1. 実態を把握
材料管理モジュールを使えば、アイテムやデザイン、ライン、シーズンなど様々な単位で素材を集計して、必要なものを簡単に把握することができます。使いやすいインターフェースで、素材の特性などの詳細をまとめて管理し、承認済みの素材が利用可能かを確認できます。調達済み・承認済み・利用可能などステータスも管理できるので、混乱を引き起こすリスクを大幅に軽減できます。
2. テストが簡単に
素材のテストを設定して、結果を管理するのは、時間がかかる作業ですが、避けて通ることはできません。どんなにデザインがよくでも、実物が劣っていては意味がないのです。材料管理モジュールを使えば、素材のテクニカルデータシート(TDS)を作成して、カラーのサンプルや配色などのテストを簡単に管理できます。
3. 素材の履歴を管理
昨年の冬のコレクションでの、ウールの使用量を計算するのに、どれくらい時間がかかりますか?材料管理モジュールを使えば、素材の使用履歴を管理して、ラインやシーズン、部門など、様々な単位で簡単に集計することができます。スケジュールやどの素材がどこで使われるのかなど、重要な情報をモニターすることも可能です。
4. 登録や変更を一括で
材料管理モジュールを使えば、シーズンやブランド、コレクションが新しく追加される度に、材料を追加したり入れ替えたり、削除したりする作業に時間を費やす必要はありません。数クリックでスピーディに材料表(BOM)をアップデートできるので、作業時間を削減して、コストの発生するミスを防ぐことができます。例えば、複数のデザインで素材Aを素材Bに変更したり、素材A(レッド)を素材A(リアルレッド)に変えたり、サプライヤX社をサプライヤY社に変更したり、複数のデザインに使われている素材を一括で追加したり削除したりすることが可能です。
5. 調達部門でより好条件で交渉可能に
赤色の帆布や写真フレーム用の金具、ラベルなど各素材の必要量を調達部門が把握できていれば、サプライヤの条件を比較して、よりよい条件で価格を交渉することができます。材料管理モジュールを使って、必要量を見える化することで、価格や条件を交渉しやすくなります。各デザインやコレクション全体で使われている素材を集計し、まとまった量を調達することで、交渉がより簡単になります。
6. ビジネスリスクを軽減
リスクを低減して、ボトルネックを事前に把握するためには、状況を可視化する必要があります。材料管理モジュールを使えば、素材のスケジュールを見える化してコントロールし、納期通りに仕入れることが可能になります。カレンダー上で素材に関するタスクを管理することで、納期の遅延リスクを最小化することができます。
7. 生産性を向上
状況を見える化してコントロールし、自信を持って業務を進められれば、スタッフもハッピーになり、部門全体で業務を効率化できます。材料管理モジュールを使えば、生産性を向上し、製品ライフサイクルを短縮して、ミスや作業の重複をなくすことが可能です。
8. 誰もが状況を把握
材料管理モジュールを使えば、素材の情報を集約したライブラリを作成して、素材を扱うスタッフ全員が、精度の高い最新の情報にアクセスできるようになります。
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